マミオの日常

お弁当、英会話、お寺巡りなど

中学受験がなぜ良いか?考えてみた。

先日、大学時代の友人と久しぶりにご飯に行きました。

 

家の近くに住んでいるのですが、お互い時間が合わず会えていませんでした。

 

友人は子供が二人いて、上のこは大学生、下の子は高校生です。

 

友人が興味深い話をしてくれました。

 

もしこのまま自分がこの地域に住んでいて、子供もこの地域で結婚して、もし孫がこの地域で成長していくなら、絶対に中学受験を勧めると。

 

その理由が、公立の異常なまでの内申点主義です。

 

こちらは地域差にもよると思いますが、ただ概ね公立の内申点って、「積極性」というなの先生への働きかけ及び先生の主観の賜物になります。

 

友人が上の子も下の子も、普通に模試を受けたら上の学校に行けるけど、内申点が足りないからランクを1つや2つ、安全圏だと3つさげないといけないと。

 

上の子のときは、ランクを下げて公立にいったけど、下の子は高校に専願でいってのんびりしているとのことです。

 

私の娘も公立小学校のときに、あゆみが普通しかなくてびっくりしました。

 

そもそも1学年70人ぐらいしかいない小さい学校でして、1クラスもすごく少ないけれども、大人しい子は先生が存在を認識できない。結局それで評価をつけていくものですから、わが子は小学校6年生でもずっと普通しか評価がなかったですね。

ちなみに各教科で100点しかとってこないですし、水泳も4泳法できますし、ジムもいっていたので跳び箱とかもできますし、ピアノも小さいころはコンクールに出ていましたし、小学校4年生のときは伴奏もしたんですけどね。

 

結局できます!ってアピールができるか、副産物的に何か賞をとった時に「あ、この子賞とるぐらい絵がうまかったのね」などでその時だけ評価が良くなります。

 

最近の就職活動も思うのですが、おそらくそういうトレーニングをしてくるのでしょうが、面接のときは積極的なコメントをしていたけれども、結局入ってきたら大人しい子で意見もなかったというのも多々あります。

私としては、別に積極的じゃない人がいたっていいじゃないと思うんですがね。その人に当然才能とそれに対しての努力は必要ですが。

 

みんながスティーブジョブスだったらチームが成り立たないですよ。ウォズアニックがいるからチームが成り立たんだと思うんですよね。

 

なんとなく、積極性のない夫とその血を引いた娘を見ていますと、生きにくい世の中なものだと思う次第です。

 

そういう意味では、娘は積極性を求められない中学でのびのびと過ごし、それでもなんとなく親がシステムエンジニアなので、理系に行くよと言っておりますので、その道で頑張りなさいと言っています。

 

ウォズアニックにはなれないけど、一生生きていくだけの技術は身につくから、いいと私は思います。